GC講演会〜口腔機能低下症の患者さんへの対応〜

投稿日:2018年8月29日

カテゴリ:スタッフブログ

八月も残るところあとわずか。まだまだ厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

週末、GC主催の講演会「口腔機能低下症の患者さんへの対応」に参加して参りました。

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グルコセンサーを使用した咀嚼能力検査や嚥下スクリーニング検査などの体験実習付きで
より実践的な講義内容でした。

超高齢化社会においては歯科業界も意識を今までの二代疾患である虫歯、歯周病だけではなく
美味しく食べられること、飲み込みがスムーズにできること、うまく話せることなど
口腔機能にまで目を向けなくてはならなくなりました。

実際に当院の患者様でもご高齢の方が増えてきましたが、
「食べることが一番の楽しみだから本当に歯は大切だね」
とおっしゃられる方が沢山いらっしゃいます。

本当にその通りですね。

ですが歯はもちろん大切ですが、食事をするには咀嚼する咬合力も大切ですし
舌の力、嚥下能力も必要です。

このような口腔機能を歯科で管理をしてトレーニングすることができたら
もっとご高齢の方の生活の質を上げることができるのではないかと思います。

 

国もその重要性を認め始め、65歳以上の口腔機能低下症が見られる方は
口腔機能をトレーニングするプログラムを保険で利用できるようになりました。

まだまだ普及はしていないのが現状ですが、当院でも徐々に取り入れて
いきたいと考えております。

地域の歯科診療所が果たすべき役割はますます大きくなると感じています。

皆様が健康なお口で健やかな毎日を送れるよう私たちも勉強を重ねていきたいと思います。

 

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